過去記事で言っている通り、昨年末から考慮していた投信を全て売却しました。
保有銘柄は以下の通り(カッコ内は信託報酬)
- SMTグローバル株式index (0.54%)
- eMAXIS新興国株式index (0.648%)
- Funds-i 外国REIT (0.594%)
- SMTAMダウ・ジョーンズindex (0.7452%)
個別株投資のコストで記載したとおり、私の株式投資の2017年経費率は0.065%でした。上記の投信とは10倍程度の開きがあります。積み立て投信を始めて50ヶ月を超え、資産残高が200万を超えてきたのでこれ以上はデメリットが大きいとの判断で売却に至りました。投信にかかわる記録として記載しておきます。
毎月3万円ずつを上記4銘柄に積み立てて約55ヶ月間投資を行った。
積み立て総額 162万円
時価総額 204万円
含み益 42万円
Total損益 +25.9%
平均年利 +5.6%
信託報酬 2.9万円(理論値、累積)
信託財産留保 0.4万円
さて上記を見て、何を感じるだろうか。
私は信託報酬2.9万円(55ヶ月累積)が高いと思う。高々5年保有するだけで、1か月分の積立投資とほぼ同額の信託報酬を払っている計算だ。
別の見方をすると、162万円を積み立てたということは期中平均残高は81万円だ。81万を4.5年間預けていたら、経費を2.9万円取られたとも言える。銀行に預けていたら300円くらいは貰えるんじゃないでしょうか。Index投資ですから機械的に運用するだけですので、feeとしてはやはり高く感じます。
単年で支払う投資信託報酬も10倍近い資産残高の個別株投資にかかる費用に匹敵してきていますので、高いと断じざるを得ません。少なくとも信託報酬が0.5%を超える投信は200万程度が保有できる限界と感じます。挙句に上記の投信は信託財産留保が0.3%近くあるのでなおさら不利です。
ということで全ての投信を3月17日付で売却しました。(売却指示日は3月16日ですが、海外資産主体の投信は当日ではなく翌日の基準価額で売却されるようです。初めて知りました)
と同時にeMAXIS Slim 先進国株式indexへ月3万ずつの積立投信を開始しました。信託報酬0.216%と安く、信託財産留保もありません。これなら500万くらいまでなら保有してもコスト的には許容範囲です。
ちなみに投資信託でできたお金はタイミングをみてドル転する予定です。基本的に投信の資産は海外資産のつもりで積み立てています。キャッシュがあると国内株をついつい買ってしまうので、積立投信にしておかないとドル用のキャッシュが残らないのです。ということで銘柄は変わりますが、毎月コツコツ積立は続けていきます。
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