先月ニチリンを手放して手元にキャッシュが余っていたので、ビックカメラ株を優待クロスしました。今までも時々優待クロスはしていたのですが、運用資産が増えるにつれて優待クロスをするのが手間に感じて段々とやらなくなっていました。
優待取得を積極的にしなくなった理由は以下のような感じです。
- クロスの時期には 一般信用枠が枯渇していて取り合いになる。
- 取り合いに参加する時間や優待銘柄を調べる時間がかかる。
- 確実に儲かるけど、優待の絶対額が小さい。
- SBIの場合、一般信用の枠が曖昧なので探しにくい。
特に致命的だったのは、優待が取得できる最低単元が最も利回りが良いため、資産規模が大きくなるにつれ、資産全体に対するインパクトが小さくなることです。
例えば、総資産100万円で投資をする場合、10万円の投資で1000円のクオカードを貰う場合、1000×10銘柄 = 1万円が手に入ります。これは資産全体から見ると1%にもなります。
12か月繰り返せば12%ですね。月10銘柄くらいなら多くの月で取れそうです。
一方、総資産が1000万円となると、同じ利率を出そうとすると、単純に10倍の100銘柄に投資する必要があります。10銘柄くらいなら手間ではありませんが、100銘柄を監視するのは大変です。
加えて、毎月優待株が100銘柄も安定して取れるわけではないので、実現は不可能です。
なので1銘柄100万で3000円とか5000円の優待を取ったりするわけですが、これでは0.5%程度にしかなりません。毎月取れたとして6%ですね。
もちろん小さい額ではありませんが、上記は毎月理想的に取引できた場合なわけで、4月とかの閑散期にはまず不可能ですし、もっと数字は悪化します。手数料もあるので実態は6%よりもかなり低く見積もった方がいいです。
とまあ私が優待取引をさぼっている理由は置いておいて、楽に優待が取れれば取ります。
今月はビックカメラの一般信用が余っているようだったのでクロスしました。
その時の画像がこちら。
重要な部分だけ拡大しましょう。
「一般/日計り売建受注枠:▲(残りわずか)」
って書いてますね。
残りわずかってどれくらいなんだろう???
試しに1万株を発注してみました。
おっと、普通に通っちまった。
ということは残りわずかってのは100単元以上の場合も普通にあるってことなのか。
いつも一瞬で売り切れるイメージだったので、意外と
他社だと具体的に「残35000株」みたいに具体的に出ているので、SBIがいう残りわずかってのがどのくらいを指すのか分からないけど、100単元が▲なら少なくとも1000単元ぐらいまでは▲残りわずか扱いなのか。1万単元クラスになるとさすがに個人では手が出ないので検証のしようもない。
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