私のPC遍歴はCore iシリーズ以前は覚えていませんが、i7 860 -> 3770kと代替わりした後はメインPCは大きく変化しませんでした。
その代わりノートPCが3代くらい変わってますし、とりあえず何か作りたくなってPentium G4560で1台作ってUbuntu入れて遊んだりしてました。
Ryzen初代が出た頃からそろそろ買い替えをと考えていたのですが、割と3770kで必要十分なスペックだったので買い替えずにいました。
正直今でも別に困ってはいないのですが、CPUとMother Boardが約8年が経つので買い替え時です。Ryzenも3000番台はIntelを上回るほどの性能ですし、ivy世代からだとかなりの飛躍を見込めます。
OS | Windows 10 pro |
CPU | i7 3770k |
Mother | P8Z77-V |
Memory | DDR3-1600 4GB x4 |
GPU | GTX960 2GB |
SSD | Intel 540s 480GB |
HDD | 日立 HDS723020BLA642 2TB 7200rpm Seagate ST4000DM004 4TB 5400rpm |
グラボもGTX460→960と載せ替えたり、SSDも複数台経て今の構成に落ち着きました。
最近はゲームもあまりしないのですが、さすがにGTX960は古いですね。
ターゲット
主な用途はプログラミング+時々ゲームです。
動画編集等の重い作業はほとんど行いません。
ビルドがサクサク走ってくれれば十分。
またPCの使用期間ですが、3-5年を見込んでいます。
下手をすると3770kのように8年使うかもしれませんが、少なくとも短期間での更新は考えていません。増築はすると思いますがCPUとマザーは変更しません。
CPU
せっかくPCを新調するので前世代よりは進化させたいです。
なのでコア数は6以上です。
RyzenはSingle coreの性能が第2世代と第3世代でかなり開きがあるため、第3世代1択です。またコア数的にも6-8コアで十分で、それ以上は私では使いこなせる気がしないため考慮しません。
Ryzen5 3600 24,000円
Ryzen7 3700X 39,000円
Ryzen3600が6コア12スレッド、3700Xが8コア16スレッドになります。
ロマン的には8コアだと今の倍なので凄そうですが割高です。
ゲーマーなら3700Xか下位の3300Xが良さそう(3300Xは市場にほとんど出回ってないけど)。
一方のIntelはめぼしい所はこの2つ。
i7は論外の値段です。10700kが48,000円くらい。
Core i5 10400 23,000円
Core i5 10400F 21,000円
この辺はRyzenに対抗するために値付けを頑張っています。
特に内蔵GPUなしの10400Fは安い。若干Ryzen3600に性能は劣りますが、価格なりだと思うので予算次第でIntelはアリだと思います。
私の場合は数年は載せ替えしない = 次回の自作時にはCPU&Motherは全とっかえになるためソケットの互換性は気にしません。なのでマザーボードとの合計額で魅力があればIntelでも全然OK.
MotherBoard
個人的にはマザーに2万円以上出す気はありません。
極論、最廉価のものを使っても困ることはないでしょうし、マザーのグレードを上げて端子類が規格が上がっても、個人的には恩恵は薄いです。
もちろんUSB3.2 gen2があれば嬉しいですが、gen1だからといって極端に不利益があるわけでもないですし、USBでデータの移動自体ほとんどしないのでココにお金かけてもなぁ。Lanの企画も2.5Gbpsだと嬉しいけど、家の中の規格を全部上げなきゃ意味ない。Thunderbolt3があればぜひ買いたいが、そういうのは高価格帯です。
Ryzen
第3世代を載せる場合、現状はB450, B550, X570などがあります。
機能的にX570は盛り過ぎ&高すぎのため除外します。
個人的にB450とB550を分ける点はメモリの対応クロックではないでしょうか。
低価格帯のB450が3200にOC対応となっているケースが多く、B550は3200は当たり前に対応し、4000-5000くらいのクロックまで対応しています。
他にもPCIe4対応だったり、電源回路の設計が上位グレード並みだったりと違いがあるにはあるのですが、この辺は一般ユーザーにとってはあまり関係ないです。オーバークロックしたりスペックを使いつくせる人でないと体感に差は出ないと思います。
あとは2.5GbpsのLanを搭載していたり、Wifi6対応だったりと違いがあります。
肝心のマザーですが、B450だとSteelLegendが11000-13000円くらい。
安いやつだとTUF B450M-PLUS GAMING が8000円くらい。
B550も意外と頑張っていて、最廉価帯だと
GIGABYTE B550M S2H が11000円程度。
GIGABYTE B550M AORUS ELITE が13000円程度。
ASUS PRIME B550M-K も13000円程度です。
PRIME B550M-K はUSB3.2 gen2対応だったりと値段の割に頑張っている印象。
B450は安いのがCPUとセット販売されているともう少し安くなります。
廉価帯同士の比較でも価格差が3000-5000円程度あるので悩みどころ。
CPU載せ替え前提ならB550を、DDR4-3600とかを使いたい人もB550がおススメ。私はDDR4-3200で十分ですが、OCではなく正式対応しているのがSteelLegendくらいしかないのでだったらB550M S2Hでもいいかなぁ。
Intel
IntelはチップセットがZ490, H470, B460, H410などありますが、最廉価帯のH410で十分です。SATAやメモリスロットが沢山あっても最近は使う用途がないので、持て余します。
最廉価帯は8000-11000円くらいです。
B450と同等の価格帯になりますが、USB端子のグレードなどは若干見劣りします。
Memory
これはマザーの規格によって使う規格が変わります。
B550とRyzenでいくなら3600辺りがお値打ち品だと思います。
容量は8GB×2枚。ざっくり8000円~10000円くらいです。
今のPCは16GBで運用していますが、これで困ったことがないです。
GPU
今は時期が悪いので見送りです。もうじきGTXが代替わりしますからね。
もし買うとしてもGTX1660系ですね。
4万以上出せるならRTX2060SuperとかRadeon 5700XTくらい。
これより上のグレードはちと高い。
SSD
今の時代はM.2の1TBのSSDをメインに据えた方がいいでしょう。
もしくはCドライブを250くらいにして、SATAのSSDを1TB以上でデータドライブとして使うとか。
SSDが1TBで1.5万円程度なので安くなりました。
まとめ
コスパ・魅力的にRyzen>Intelの図式になってしまいます。
B550を使うメリットがあまりないので価格差のあるB450をチョイス。
CPU Ryzen5 3600 24,000円
Mother ASRock B450M Pro4 8,500円
Memory DDR4-3200 8,000円
SSD Crucial P1 1TB 14,000円
OS windows10 pro 20,000円
ざっくり75,000円
これに電源代を8000円くらい足して83,000円。
GPUに30000円くらい予算を取って置くので、合計12万くらいでかかるかな。
新規に組むくせにコスパ優先したら1年くらい前のやや古い構成になっちゃいました。
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