新車値引きって不思議です。
ネット上ではいろんな話が飛び交い、値引きはなかっただの、20万値引きだの、下取りupだの。
実際にDemioの値引きを調べても、最近のMazdaは値引きが渋くて値引きなし、とか本体10万でDealer optionで10万とか、一体なにが真実で、どこからどこまでが値引きなのか値引きじゃないのかわからない。
これというのも「値引き」というものの定義があいまいだからだろう。
なにより車の購入時に提示される値段は極めて不明瞭である。手続き登録費用や車庫証明代行費用なんてDealerの言い値だし、下取り費用なんてのがある場合もある。こんなの言ったもん勝ちである。これらをいくら値引いてもらったって、果たしてそれは値引きと言えるのだろうか。
新車値引きの基準価格を提唱したい。
基準価格とは下記の5項目の合計であるべきと思う。
・本体価格(定価)
・税金・保険料(取得税、重量税、自動車税、自賠責)
・リサイクル法関連費用
・預り法定費用(印紙代)
・オプション価格(定価)
今回の私のDemioで言えば、
車両 1501200円
税金保険料 134540円
リサイクル関連費用 10110円
預かり法定費用 5800円
オプション 83531円
の合計173,5181円が基準価格になるべきと思う。
これ以外の諸費用と呼ばれるものはDealerに裁量のある取り分である。
この裁量を排除すれば値引き額の公平な比較ができると思う。
つまり、この価格と購入価格の差を値引き額であるとしたい。
実査には私の購入価格は160万ジャストです。
ただし、これには下取りが含まれるため、これを差し引く必要があります。
今回は買取店での査定を受けていませんが、幸いにして15年落ちで価値ほぼ0の車ですので形式的に約3万と仮定すると、値引き額は10,5181円と算出されます。
ちなみに、Dealerからの注文書には
本体値引き98049円
オプション値引き83531円
と記載されています。
これを合計すると約18万ですが、上記の費用とは乖離があります。
この差額は前述の下取りが0円査定とされていることや、下取り費用が14000円程度計上されていること、Dealerの取り分である諸費用33000円が計上されていることが要因です。
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