リタイヤ旅行3日目

Elise

津山を出発。天気は曇り時々雨。

まずは津山城へ。ここは非常に立派な石垣とたくさんの桜が楽しめます。桜も咲き始めているものの三分咲きにもなってない。ハクモクレンも植わっていて、こちらは満開でした。意識したことのない花ですが、白くて綺麗ですね。

津山から先は北上のチャンスを睨みながら国道429号線をひたすら東へ。美作を抜け、後山の辺りで集落は途絶えます。県境にほど近い場所にベルピールパークというところがあり寄ってみることに。くねくねと山道を登りますが道路はきちんと整備されており走りやすい。コーナーの殆どがブラインドのため速度は出せませんが。

着いてみると後山の集落を見下ろす素晴らしい眺めです。さらに大きな鐘があり、こちらも突くことができます。突いてみたのですが、かなり大きく振らないと当たらないのでお子さんには無理です。鐘を付いた頃には雪が舞ってきたのでそそくさと退散。

兵庫県に入ります。ここまで片側1車線の快走路だったのが、車線がなくなります。以前にも感じたのですが、岡山県内は圧倒的に道がいいです。先程の後山エリアなんて、他府県ではまず間違いなく車線なし。岡山はかなり隅々まで手が届いています。

さらに東進すると国道29号線にぶつかります。山陰に未練があったので北上へ変更。道の駅はがで昼食をとり、付近の原不動滝へ。三段になって流れ落ちる滝です。幅はありませんが高さがあり見応え十分。

音水湖を抜けようとした辺りで再び雪が強くなってきたので断念。雨雪でドライブを楽しめずフラストレーションが溜まって来たので南下して宍粟を目指すルートに変更。不思議と南に向かうと晴れてきます。

南下していると揖保川に沿って走る県道6号線に遭遇。さっきまで走っていた国道429号線と合流しているようだ。悩んだものの山間部を抜ける429号線と比べ走りやすそうで、すでに雨は止んでいる。ならば行かねばなるまい。気分でころころ変わるので無駄だらけですがこれがまた味わいなのだ。

その後は雨が降ったりやんだりしながら神子畑選鉱場へ。雨だったので長居はしませんでしたが迫力ある建造物です。

429号線は国道312号線にぶつかって終了(とこの時は思っていた)。北上したかったが天候不順により南下へ。久しぶりの姫路入りして、ずんどう屋のラーメンでも食べよう。とか考えてると生野銀山の看板発見。すぐさま方針転換して寄り道決定。

交差点曲がって気持ちよく走っていると2kmの看板だったはずなのになかなか見つからず、人の気配も無くなってきた。と思ったら国道429号線の看板。

道も狭いし見落としたんだろなぁとは思っていたが、まさか429号線が続いていたとは。どこまで続いているか知らないが、ここまで来たら付き合ってやろう。時刻はすでに16時30分を回り、そろそろ宿を決めないといけないのだが。

途中に黒川温泉の看板があり、寄ってみたい衝動に駆られたがこの時間帯では危険と判断。まっすぐ行こう。そのまま走っていると国道427号線と合流。迷わず南下を選択。青玉神社見学し(杉の巨木がすごいです)、ぼちぼち本日の宿探し。丹波周辺に宿がなく、福知山か加古川の方へ下るかのどっちか。福知山の方が近いし、ということで427号線を引き返して北上。427号線から分岐する道があるっぽい。

と、ここでびっくり。見落として通り過ぎるところでしたよ。入り口からしてヤバイやつです。民家の私道レベルですよ?しかもまたしても429号線だし。

17時30分を回って雨の中わざわざこんな道を進まねばならんのか(常識的な人はここで諦めるでしょう)。

まあ経験的にこんな道を走る人は居ないし、離合することもないだろう。
と気を抜いてたら1台軽四が来ましたよ。
出会う場所が悪ければ結構な距離をバックする羽目になるとこだった。
これ絶対酷道だろ。あとで調べよ。(やっぱり酷道でした)

やっとこさ京都入り。白線があるだけまだましな方。

福知山についたらふくちあんで特濃ラーメンを頂きました。
どろっどろでシチューのような粘度です。

今回は初めてカプセルホテルに泊まりました。
シャワーも浴びれるし、特に不都合はないかな。他人のいびきとか、動く音とか気になるかなぁと思っていたのですが、 意外と静かで気になりませんでした。 いつも宿は寝るだけだし、おっさんの一人旅だったら節約兼ねてこういうのもあり。フェリーの2等寝台と同じと思っていい。
むしろ漫画が置いてあったり、フリードリンクだったり、漫画喫茶と思えば時間も潰せるので雨の日に早くチェックインしてやることないよ~って時にはいいかも。

3/31 68,693km → 4/1 68,914km

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