2017/8/4 決算まとめ

投資話

保有銘柄の決算がぱらぱら出てきたのでざっくり見ておきましょう。

まず主力であるクニミネ。
第1四半期としては過去5年で最も高い売上高を記録しており◎です。
特筆すべきは化成品事業部門で、前期比30%増で成長しています。現時点では化成品事業はクニミネ全体の売上の1割程度を占めるにすぎませんが、今期の化成品事業の利益率は17%程度と高く、今後のクニミネの利益を牽引していくものと思います。なぜか株価は700円台へと戻してきましたが、買い増すのみです。

・JT
第2四半期は前期比で減収減益。タバコの販売本数の減少スピードが想定より早い感じ。為替一定ベースで増益を確保と謳ってはいるものの、素直に信じてよいものか。Ploom TECHが6月より本格的に販売が本格化してくるようで、こちらの売上を見てみないことには判断できない。少なくとも保有継続することに関しては問題のない業績であり、期末の決算が楽しみである。

・三井物産
前期比増収増益。金属・エネルギーの主力が戻ってきたので大きく業績が改善。商社の中であえて三井物産を保有している理由が、エネルギー会社として評価しているからであり、今期の業績は歓迎できる。ただし、原油価格などは軟調なまま推移しておりこのまま保有すべきかは疑問。もともとXOM, KMIへの米国株への繋ぎ投資で保有しているので、今期の決算で上昇すれば1800円程度で売ってしまいたい。

・三井住友FG
経常利益が前期比+15%で好調。銀行株は正直、決算を読んでも中身が理解できないので、参考程度にしかなりません。なにが原因で好調なのかもいまひとつピンとこなかった。そもそもマイナス金利政策で株価が歪められた時期に購入したものであり、ぼちぼち売却してしまうのが吉かも。高配当である以外の保有理由がない。

・みずほFG
こちらは対照的に前期比-25%の経常利益で、ダメダメ。やはり高配当以外に保有する理由がない。NISAで保有しているので含み益ですが塩漬け確定です。

・オリックス
売上が前期比+34%、経常利益+14%と◎。
株価が1800円を行ったり来たりして上がっていかないのが難点ですが、業績は盤石。買い増し候補。

 

あとはウェッジとニチリンの決算が楽しみです。特にニチリンは期待しています。

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