米国大統領選後~年内の方針

投資話

まさかのトランプ勝利から思いもよらぬドル高にて国内株は大幅高となっています。
12月14日のFOMCで利上げ発表があり、それに前後してドル高になっていく想定でしたが、早すぎるドル高の到来にて1万ドルほどドル転する予定がパーになりました。
為替水準は個人的には来月のFOMC後の利上げを既に織り込んでいると思っていて、現時点の1ドル110円はやや過剰な円安に思えます。112-3円になるようならドルショートも仕掛ようと思います。

 

さて年内の今後の方針ですが、ひとまず現在の進捗状況を再確認。
投資目標としては、年初残高に対して+3%(主に配当で)&予定額の新規資金の流入を目指します。

・2016目標残高に対して10月末時点で既に+14%と達成。当年度の新規投入資産の超過が主要因です。
・年初来運用益目標+3%に対して10月末時点では+7.7%とこちらも想定以上。
上記の運用益3%は原則income gainで賄う予定ですが、10月末時点では配当による増加額は1.1%に留まり、残りの6.6%はcapital gainによる評価益です。

BUY&HOLD戦略を採る私にとってはcapital gain/lossの影響を排除し、配当額を増やしていくことが喫緊の課題となります。
2016年中に取得したみずほFGを始めとする銀行株、グロース株としてのFPGが思いのほか高配当であることが主要因となり、2017年配当予定額は1ドル100円ベースで2017年の予定運用益とほぼ同額に達しました。現在の株価が維持されれば2017年の目標残高も達成する見込みになります。

一方でここ数日の銀行株の高騰により、総資産に占める銀行セクターの割合が16%に達し、ボラリティ低下のため12%程度までポジションを落とす必要があると思っています。
銀行株は3%を大きく上回る高配当であるため、代替となる銘柄が少なく予定配当額が減少する可能性が高いと思っています。

 

またグロース株やcapital gainを目的として保有してる銘柄がいくつかあり、総資産配当率を悪化させています。
グロース株    ・・・ FPG/VTHD/オリックス/エスクリ/ファーストロジック/GTS/M&Aキャピタル/イーブック/エニグモ
capital gain ・・・ ヤマハ発動機/ニチリン
を保有しています。

とくにグロース株はファーストロジック以降の銘柄は無配であり、総資産配当率に余力がないと保有比率を高めことができません。
ヤマハ発動機に関しては目標株価2500円を突破し売却を予定していますが、12月決算の銘柄なので来月半ばまで売却は延期します。
ニチリンは目標株価2100円でホールド予定です。

 

結論 ・ドルショート ・銀行株のポジション整理 ・ヤマハ発動機の売却

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